三友庵とは

名前の由来やご挨拶を紹介しております。
表千家茶道教室 三友庵とは

『三友』とは、歳寒三友の「松竹梅」のことで、寒さの厳しい冬の風雪や寒冷に耐えて色変えず、静寂閑雅で気品の高い清澄な趣をもつことから人々は松竹梅に自然における自らの理想とする姿を見出したとされています。
三友庵は、大徳寺塔頭、孤篷庵の十八代住職であられた小堀卓巌老師揮毫の扁額『三友』とともに雪国北海道において差別なく万人に温かな一服のお茶を供する人々の憩いの場であってほしいという切なる願いにより名付けられました。

温かいお茶と美味しいお菓子を味わい、移ろいゆく季節を感じながら、稽古を重ね、ともにお茶の心を究明していきませんか。

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ご挨拶

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表千家教授 佐々木宗弘

茶道の第一義は礼を尊ぶところにあります。
お稽古の中での気付きも喜びの一つではありますが、客と亭主が礼儀を重んじて、互いの心が合わさるよう励み、その互いの真心が通じ合う「茶事」を楽しむことが茶道の究極の愉びであると考えます。
私は、心通わせられる「茶事」の究明に人生を捧げたく、門弟の皆様と一緒に稽古に励んでおります。

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表千家講師 佐々木宗芯

お茶をお客様に差し出すとき、手を拈ねり、お茶碗を置きます。
この瞬間、ニコッとお客様に微笑む。微笑みをお返しくださる。
このとき以上に互いの心が通い合っている瞬間はないのではないでしょうか。
この拈茶微笑の茶の湯が成就することを願い、お弟子と共に日々の稽古に精進しております。

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三友庵総務係 相原尚喜

宗弘師匠、宗芯師匠、お二人に稽古をつけていただく時間は、私にとっての至福の時であります。
温和で包み込むような優しさがある、お二人を尊敬しております。
これからも稽古に精進し、いつの日かお二人を茶事にお招きするのが私の夢であります。